Art2007_11

img97ea2baczik5zj.jpeg交通広告 / 電車内

吊って釣られる消費者

久々の山手線でゆらゆら揺れる物体を発見。

おたまに泡立て器にフライパン返し・・・なんじゃ、こりゃ?よく見ると、料理器具が印刷されたポスターが車両のあちこちで揺れる揺れる。しかも、器具ひとつひとつが電車の動きに合わせて動くから、まるで地震の時の台所みたい。

触ってみると、道具のラインが個別に切り取られており裏から厚紙で補強されてるのよ。凄く良く出来てるわ!どうやらお料理本の宣伝の様なんだけど、これだけ凝った宣伝材料を作るにはかなりの労力が必要だったに違いない〜あっぱれ!!

壁面に貼ってあるポスターには「彼の母親に料理をほめられた」など、料理本を使った事による効果がキャッチコピーになってるの。思いつきそうで思いつかないアイディアに感動して思わずパシャリ!

最近はこうして車両限定で様々な広告を出しているけど、その方法と緻密さは進化してるのね。車内広告=平面という認識が強いけど、こうやって立体的に見せる広告はインパクトが絶大だから今後も色々なものがお目見えするんだろうなあ。

「AMAZORA」の宣伝をやるとしたら、車内に巨大目玉が浮かび上がる仕掛けにしようかしら・・・うふふ。こわっ。

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2007 11
交通広告 / 電車内

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