Music2007_10

imgcd8638e3zikdzj.jpegベン・フォールズ・ファイブ

Whatever And Ever Amen

ピアノで弾きたいと思ってる曲・・・
それはベン・フォールズ・ファイブのアルバム「Whatever And Ever Amen」の1曲目"One Angry Dwarf And 200 Solemn Faces"!

こんなにピアノが格好良いなんて思ったことはないわ。

しょっぱなからぐいぐい人を引きつけるこのパワーとセンスはどんなもんじゃい!?って感じよ。ピアノ、ベース、ドラムという編成というのもなかなか面白いわ。ベンのピアノは随所随所で他の楽器に変化するし、ロバートのベースは「こんな所でファズをかけるのかよ〜」とかなり突飛でも恰好良いし、ダーレンのドラムは大技はなくても常に歌い続けてるわ!

このグットコンビネーション・・・やっぱりトリオっていいなあ。ピポ子はギターに凄く執着がある訳ではないので、ギターレスに全く抵抗がないのよ。とにかく楽曲のセンス、メロディーライン、アレンジが五重◎!!

大分経って知ったのだけど、当時日本の月9ドラマの劇中BGMで彼等の曲が使用された際問い合わせが殺到したんですって。その為か日本版ボーナストラックには彼等が日本語で歌う「金返せ」が収録されてるの。貢いだ女に捨てられ怒りをぶつける男の歌よ。たどたどしい日本語とコミカルな歌詞に思わず笑っちゃうけど演奏はクールよ!

彼等の音を聴いてると、暖かな日差しの中で楽しくお買い物をしたくなるのは何故なのかしら・・・。皆さんもipodに入れて外に出てみて。絶対そんな気分になるわよ!

img0a8b3ff2zikazj.jpegトライブ・オブ・ジプシー

First

ラテンとハードロックの融合・・・「トライブ・オブ・ジプシー」はまさにその代表選手よ!

初めて聴いたのは今から10年前かしら・・・。メタル・ゴッドと呼ばれ、数々のミュージシャンと刃を交えている実力派コンポーザーでありギターリストのROY Z率いる強力グループで、人間の血を沸き立たせる音を出させたらNO.1と言ってもいいわ!

どんなにやる気がなくて暗い気分の時でも、彼等の音を聴けば熱くなってくるのよ。これって凄い事じゃない?ファンキーでラテンでソウルフル、そしてメロウな楽曲は男臭いわ。

ピポ子のファーストアルバムのお気に入りは7曲目「パーティ」ライブで歌った事があるんだけど、盛り上がったなんてもんじゃなかったわ。きっと人を高揚させる要素が満載なのね!

彼等の歌詞の世界は「情熱的な愛」がテーマみたい。'俺は炎でお前は雨'なんて普通に歌ったら痛々しくなって当然だけど、この人達がそう歌っても全然いやらしくない。むしろどんどんやってくれ!と思うわ。

根底に眠るラテン魂は半端じゃない。熱く愛を語りたい方、元気になりたい方、必聴ですわ〜!

img2dc3b25dzikezj.jpegRUSH

ニールパートのドラムCG

YouTubeで散歩してたら、凄い映像を見つけてしまったの。

RUSHのデビュー30周年記念をファンが祝って、有名な「YYZ」というインスト楽曲でのドラマー、ニールパートの動きを完全CG化しちゃったの。

千手観音と称される知的ドラマー、ニールの表情から細かなタム回しまで一部のスキもなく完璧なタイミング〜。きっとお仕事でCG関連の方だと思うけど、そのこだわりには脱帽ね!カメラアングルもとても凝っていて、商品化されても全然OKな出来映えなの。RUSHのファンともなると、きっとマニアな方が多いから"お茶の子さいさい"って感じなのかしら・・・。

でも、ファンってとってもありがたいものね。こんな贈り物をいただいたらアーティスト続けてて良かったと実感するのでしょうね。

やっぱりアーティストはファンあっての存在。ピポ子もファンの皆様にいつまでも作品を提供し続けるのが目標よ。だれか私をCGにしてピポ・・・。

imge8fc7437zik3zj.jpegグレン・スコット

ウィズアウト・ヴァーティゴ

あれ?こんなアルバムいつ買ったんだっけ・・・

整理してると滅多に聴かないCDを見つける事って無い?

グレン・スコットのファーストアルバム「ウィズアウト・ヴァーティゴ」を発見した時がそんな感じだったわ。

時間が経って改めて聴き直してみると、購入当時と違った部分がツボで自分の音の嗜好の変化がわかって面白い!当時は1曲目の'ヘブン'のメロディーラインの美しさに惹かれて購入に踏み切ったのだけど、今聴くと各曲の要所要所に細かい工夫が成されていたり、歌い方ひとつでガラリと曲の意味が変っていた事に気付いたわよ。

父は牧師、母は教師という家庭で育ったグレンはきっと生真面目で優等生だったんじゃないかしら。常に神に感謝し、社会問題に対し警鐘を鳴らし、全てのものを愛おしんでいる・・・でもその一方で女性を愛する生々しい気持ちが見え隠れして人間らしいわ。

詩的表現が多い歌詞から察するに、内面はとても素直でロマンティックな人みたい〜。作詞作曲楽器に歌となんでもこなすグレン・・・歌声はいまいちピポ子好みではないけれど、自分の世界を表現する為にここまで出来るというのは羨ましい限りね。

当時25歳の優等生は今はどんな大人になっているのかしら・・・劇的に変ってたらある意味ショックかも・・・。

Music Review

2007 10
ベン・フォールズ・ファイブ / Whatever And Ever Amen
トライブ・オブ・ジプシー / First
RUSH / ニールパートDr
グレン・スコット / ウィズアウト・ヴァーティゴ

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